作業指示のシステム化と作業標準化で大幅コスト削減を実現したD社
- お客様
- D社
- 業種
- 冠婚葬祭の引出物の企画・販売
- 取引先
- ホテル、葬祭場等
- 作業内容
- 入庫時検品、熨斗貼、包装等作業あり。月による入出荷量の変動が大きい。
それまで自社で入出荷作業をされていたD社様。
作業内容が特殊でそれまでは職人的な知識をお持ちの社員の方が作業を行っていました。
このため、作業は全てベテラン社員で対応し、みな複雑な作業内容は頭に入っているが、カナメの社員が休むと作業が滞る、閑散期は人が余り、繁忙期には人手が大幅に不足し全ての作業がこなせないといった課題を抱えられていました。
弊社で入出荷作業を全てアウトソーシングさせていただくに当たり、次の2点の改善を行いました。
・ 作業内容を全て洗い出し、分類分けし、システム登録させ、自動的に作業指示ができる形に変更。
・ 作業をパートでもできる工程に細分化し、マニュアル化。
この2つのことの実施により、作業をベテラン社員からパートへ移管し、作業単価を削減 、閑散期・繁忙期の作業量の大きな変動に対応可能になりさらに、固定化した人件費も出荷量に応じて変動する作業費に転換。
ベテラン社員の頭にしか入っ ていなかった暗黙知の作業内容が、システム登録できる形式知に変わり、営業の活動内容もより明確化といった大きなメリットが出ました。